
第14話 「敬愛する偉大な経営者 尾上清の言霊」
ブログ「金をためたり、地位や栄誉を得たいといった類いの現世利益を求めるのが人生の目的ではない。人生の目的は、一生を楽しく心豊かに送ることである。欲のあるヤツと欲のないヤツを一騎打ちさせてごらん。 欲のないヤツが勝つに決まっている。」
この言葉は、心から敬愛する尾上清 元理事長の言葉です。 私が働く上で、また生きていく上での原点となっている言葉です。
尾上清 元理事長の言う、「人生の目的は、一生を楽しく心豊かに送ること」とは、決して、楽をして・・ということではなく、
人としての大事なことをぶれずに貫ける志を持ち、夢中になって働き、夢中になって生きることが、 一生を楽しむことであり、心豊かに人生を送る、
ということなのではないか、と受け止めてきました。
今、NHK朝の連続ドラマ「べっぴんさん」の中の「清さん」が 尾上清 元理事長です。
戦後日本のファッション産業を牽引した総合アパレルの一大メーカーレナウンをつくりあげた人であり、また、女性が活躍できなかった50年ほど前に、「女性が活躍できる女性のための会社を」ということで、レリアンをつくった人です。お客様を最優先にすることを一番大事なことと考え、だからこそ、そのお客様に接する現場社員のことを、一番大事な存在として扱った経営者でした。
社員のことを本当に大事に思う経営者のもとで働けるということが、何より「一生を楽しく心豊かに」送れることなのだと、
今更ながら深く感じています。
社員に対する愛に溢れたレリアンという尾上清 元理事長の会社に、奇跡的に出逢うことができ、だからこそ、33年間という長きにわたり、
夢中になって、人生をかけて、本当に楽しく働けたことを、今、改めて、誇りに思います。
尾上清 元理事長の、人として、経営者としての素晴らしさは、残念ながら、ドラマの中では表現しきれてはいないように思いますが、
あの激動の時代を、あんな風に生きておられたのかと思うと、胸が熱くなります。