
経営者の能力が経営難の原因だった!シャープ 戴社長語るー 第33話
ブログシャープ戴社長の話はとても印象深いものでした。
舵取りを任されている方々には、気の休まる時はないのだと思います。
また一方で、一つの考えに固執してしまっていることに気づかず、知らぬうちに舵取りを間違えてしまっていることがあるかもしれません。
以下に、戴社長のコメントを記します。
これを読んで、どのように感じるのか、自分の現状を再チェックされるのも一つかと思います。
願いは一つです。
「経営難から、早く脱していただきたい!」ということです。
【シャープ戴社長のコメント】
● 3年間を振り返ってどうだったのか。
この3年間、本当に苦労した。
● 経営難の原因は何だったのか?
社長の経営能力が問題だった。
2010年頃からの前の社長は、それぞれが技術系、購買系、営業系しかできなかった。
いろいろな分野の勉強を積んでいない人が社長になったのが経営難の原因だった。
私は総合的に他分野を勉強した。
また私は、ハンコを使わない。自分でサインをする。理由は、サインをするときに再度考えるから。
以前はチェックしないで、すぐに決済していた。
私が契約の見直しと再交渉をしたことで、おそらく1000億円以上改善した。
また、社員一人ひとりに 経営の重さ について考えてもらった。
【インタビューしたWBS解説キャスター山川龍雄氏のコメント】
戴社長は、シャープの創業者早川徳次さんの銅像の前で朝来社したら、まずその前で一礼をしている。
台湾の経営者の方は、日本企業、日本の経営者から学んだと言う方が多いのですが、台湾の方だからこそ、今、日本人が忘れかけているものに気づく気がしている。
この一礼をしているのも、従業員の方に、もう一度創業の精神を思い出そうよ、というのを背中で伝えているのかと思う。
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